緑黄色野菜を取らなくなると頭皮の健康は保たれない

野菜を摂取を怠ると頭皮の健康にも影響があります

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緑黄色野菜と植物油の食事

昔の人は沢山の野菜を食したもので、油で炒めたり、天ぷらや煮物、おひたしにしたりと
実に多くの野菜と食べていました。
今のようにあまり食べ物が豊富な時代ではなかったので、 肉や乳製品などはめったに食べられるものではなかったのです。
食卓に上がるものといえば、ニンジン、ゴボウ、カボチャ、サツマイモ、大根、小松菜、ほうれん草、ひじき
とにかく野菜や海草のオンパレードでした。 それがご飯のおかずだと思って長いこと生活してきました。
よく食べたというよりは、食べさせられたといったほうが表現としては適切かもしれません。
ですが、そうした乏しい食料事情にありながら、食卓の上は、赤あり、黄あり、緑ありと、
まるで今の若者たちの頭のように色とりどりでした。
そして、この野菜の色こそ、髪や頭皮の健康に欠かせない大切な要素だったのです。

 

野菜の緑色は、葉緑素クロロフィルの暗い青色とカロチンの黄色~橙色の足し算から生まれます。
そして、人間は、この緑黄色野菜と油からビタミンAをつくっています。
緑黄色野菜に含まれているβカロチンは、腸内で油脂と胆汁の力を借りて ビタミンAに変化し、
毛細血管を通って毛母細胞に行き渡ります。
毛母細胞が存在している場所は、まだ角化していないためにグニャグニャと柔らかい状態をしていますが、
娘細胞を生むのには最適な環境です。
ところがビタミンAが不足して毛母細胞に届かなくなると、グニャグニャだった環境は、
娘細胞が生まれた瞬間に固くなって角化しはじめます。
その結果、毛母細胞は娘細胞を生めなくなります。
つまり、ビタミンAの不足は、強い頭皮を形成するための正常なサイクルを根元から崩してしまうわけです。

 

弱い頭皮は、毒物の侵入を簡単に許し、かぶれなどを引き起こします。
また、毛母細胞が娘細胞を生まなくなるため、薄毛やハゲになるのも当然のことです。
小松菜やほうれん草といった緑の野菜には、レバーの8割の相当する鉄分も含まれていますが、
この鉄分には髪や頭皮に栄養分を運んでいる血液をつくる造血剤としての役割もありますし、
葉緑素からマグネシウムがとれて鉄が入ると、ヘモグロビンになります。
このように緑黄色野菜には、髪や頭皮にとって必要不可欠の栄養分が豊富に含まれているのですが、
現代の日本は海外のサラダ文化の影響を受けて、皿の上に乗っかっているものといえば、
レタスやキャベツ、玉ねぎのスライスなどの白い野菜ばかりです。
しかも、これを生で食べるのですから、それほど多くの量を摂取することができません。
煮れば、ビタミンが破壊すると思っている人も多いようですが、決してそのようなことはありません。
生野菜と同じ量で5倍の栄養がとれるのです。