実は清潔な髪にするためのシャンプーやリンスは悪影響

毎日使用するシャンプーやリンスは実は髪に悪いんです

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商品開発に便乗した消費者

昭和20年代の半ばまでは日本人は石けんで髪を洗っていました。
それを、合成界面活性剤に替えて頭にもってきたのがシャンプーです。
きっかけとなったのは、アメリカにおける自動洗濯機の開発でした。
石けんで洗うと洗濯機にアカがこびりつき、配管がつまることから、石けんに替わる洗浄力の強い洗剤として
合成界面活性剤が生まれたのです。
アメリカの製品なら何でも飛びつく日本人は、アメリカ全土に普及した合成界面活性剤を大量に買い込み、
さらに開発の手を加えてさまざまな商品の売り込みに走ります。
戦後50年、この間、シャンプーも化粧品も大きな変貌を遂げます。
化粧品業界によるこの商品開発こそ、日本人の髪をダメにした根源といってもいいでしょう。
大きな問題は2つあります。
1つは頭に使うシャンプーや化粧品に合成界面活性剤を用いたこと、
1つは植物脂を合成脂に替えて保水性タイプのリンスや化粧品をつくったことです。

 

シャンプーで脂を根こそぎにしたうえに脂のない保水性のリンスや化粧品。
「天然の保水成分が髪をしっかりと美しくさせます」
の殺し文句で消費者を誘惑し、さらに「朝シャン」という仕組みを作って消費者の拡大。
ですが、悪いのは化粧品業界ばかりともいえません。
この商法に便乗し、「朝シャンブーム」に拍車をかけた潔癖症の消費者にも責任の一端はあります。
脂で髪がベトベトするのは気持ちが悪い、満員電車で頭が臭うのは恥ずかしいと、
毎朝髪を洗ってしまう悪しき習慣。
ここから抜け出さないことには、頭皮を強くすることは不可能なのです。

 

前述したように、人間の体から出てくる脂というのは、頭皮にとって最適、天然のヘアクリームです。
わざわざ腐敗・酸化しやすいものを出して頭を臭くしている理由は、何だったでしょうか。
頭皮の壁(角質層)づくりの目的があったからです。
人間にとって最も大切な脳の中枢を守ってくれるのは、この防壁をおいてほかにありません。
この基本を忘れないことです。 化粧品業界も消費者もシャンプーや化粧品を悪質化し、それを使用することで髪を
悪化させてしまった事実を反省することなしに、髪や頭皮の健康回復など望むべくありません。